15年ぶりの母校

同行の方が撮ったキャンパスの写真を一



もう2ヶ月近く前のことになってしまいましたが、9月にとあるプロジェクトのため、母校ペンシルバニア大学のあるフィラデルフィアに行ってきました。大学の近くのホテルに泊まって、仕事の合間にキャンパスを歩いたのですが、あまりの変化にびっくりしました。
それもそのはず、最後に行ってから15年近く経っているのですものね。

以前、ブログでも書きましたが、大学時代はキャンパス内の寮に入っていたので、どっぷりキャンパスに浸かっている感じで、今でも目を閉じるとどこになにがあるか分かっているつもりだったのですが、それががらりと変わってしまって!

私のいた90年代前半のペン大キャンパスはとにかく危なかったのです。その記憶から、今回も同行の人たちに気をつけてくださいといい続けていたのですが、今回行ってみたら、すっかりきれいで安全なキャンパスになっていました。寮の隣の道ひとつ挟むと、反対側のマクドナルドには銃弾の跡があるような感じだったのですが、ここ数年で大学がその地域を買上げて、住宅を建設し、大学関係者に安く貸しているとか。それで、危険な人たちは一掃されて、随分安全になったそうなのです。

大学内の安全は大学の評価にもつながるとはいえ、これだけ大掛かりな都市への投資を大学が積極的に行っていると聞いて、すごいと思いました。願わくば、私が在籍していた頃にやってほしかった・・・。

それでも、すっかり建て替えられて、新しいショッピング・モールのようになったキャンパスの周辺を見ると、銃弾の跡のあるマックでびくびくしながらハンバーガーを買ったり、今日は誰とかが銃を突きつけられて、クレジットカードを奪われた、なんて噂を聞いていた「危ない」キャンパスに一抹の懐かしさも覚えるのでした。(同行の方が撮影したキャンパスの写真です。)(KM)