節電

KMKa2011-04-09


10年くらい使っていた電動歯ブラシを捨てることにしました。
節電で使用を止めていたら、手でも注意すればしっかり磨けるのに、一日中充電している機械を使わなくてもいいように思ったのです。
シンクが少しすっきりしました。

別に節電を宣伝しているわけではありません。
同じように充電を必要とするお掃除ロボット・ルンバ(このブログでも度々登場しましたが。)は手放せません。
ただ、電気を使用するということに、これまで以上に意識的になったので、電力を使うモノたちをもう一度見直して、本当に必要かを考え、優先順位をつけるきっかけになりました。

デザインでも足し算だけでなく、引き算もとても重要です。
こうやって、家電だけでなく、自分にとって何が大切なモノかを取捨選択するのは住まいのデザインの一部だと思います。
どうしても必要だと思うモノまで捨てる必要はないと思いますが、実は不要なものと暮らしているのはいろいろな意味で無駄が多いです。
冷蔵庫だっていらないものを捨てて整理すると、冷蔵庫の効率も上がって節電になりますが、調理の効率も上がり時間も節約できるかもしれません。

下の記事で相方も言っていますが「見える化」はとても大事です。
私には東京の電力がどうやって作られていて、どこから来ているのか見えていませんでした。
こういう事故というきっかけでなく「見える化」されていれば、些細なことでももっと積み重ねることができたのではないかと本当に残念です。
でも、見えるようになった今、個人的にも職業的にも賢く節電する方法を考えていきたいです。(KM)