IZOOMIさんのオープニングに行ってきました。

KMKa2008-01-22

今夜はフェルト作家のIZOOMIさんの個展のオープニングに行ってきました。
http://www.le-bain.com/gallery/mitate/index.html

六本木のギャラリーの白い壁いっぱいに彼女の作品が飾ってあって、
ひとつひとつ自分の手で作ったパワーに圧倒されました。
寒い季節にフェルトはむくむく暖かそうで、幸せ感があふれています。
彼女の真骨頂の帽子は、ちょっと街ではかぶりにくいけど(!)彼女の表現したいエネルギーが感じられて素敵です。

実はIZOOMIさんは幼稚園からの幼馴染。
ふたりとも工作が好きで、子供のときから一緒に絵を描いたりもしていました。
それが今は彼女はフェルト作家となって、私は建築の設計をしていて、お互いクリエイティブな仕事をやり続けているとは幸せです。
ただ、彼女の作品は彼女の手で作られて、私の作る建物は他の人の手を借りて作っているというのが大きな違いかな、と思います。
私は一応手仕事が大好きで、刺繍、パッチワーク、編み物や陶芸など自分の手で作れるものを作っているときは本当に時間を忘れるほど夢中になれるので、それを仕事にしているIZOOMIさんの気持ちはよくわかるし、ちょっと羨ましくなることもあります。
一方、時間をかけて、多くの人に協力してもらって、自分よりずっと大きなものを作る建築は、もどかしいこともありますがまた格別の喜びがあります。
ただ、IZOOMIさんのように自分で作れるものは、作りたいときに作れるけれど、建築はひとりで作るわけにいかないので、そこは大きいですねー。
でも、作る喜びを素直に感じさせてもらえた展示会でした。
ぜひ、お近くにいらっしゃったら、立ち寄ってみてください。(KM)