Hong Kong Shenzhen Biennale

KMKa2008-01-10

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今年も設計を中心に精力的に活動していこうと思っております。

早速、一つ宣伝をさせていただきます。
1月10日から3月15日まで開催される「香港ー深?城市/建築雙城雙年展 The Hong Kong Shenzhen Bi-City Biennale of Urbanism/Architecture」において、マカオの路地空間に関する調査と再生計画案を展示しております。これは、これまで東京工業大学八木研究室において2002年より行ってきたマカオの外部空間の調査のなかで、中国的な居住形態の一つである「里」「圍」と呼ばれる路地の空間的な特徴を紹介し、マカオの都市空間におけるこれら路地空間の重要性を示唆するものであります。
「香港ー深?都市/建築ビエンナーレ」公式ホームページhttp://www.hkszbiennale.asia/
会場は香港島の中環地区にある英国統治時代の1864年から1919年にかけて建設された「中央警察署」で、この建物自体が歴史的建造物として保存対象建築とされています。三層の建築群とその中庭からなる複合建築と周辺の超高層ビル群の関係は、ダイナミックな香港の都市空間を代表する空間であり、会場自体も一見の価値があります。ただし、歴史的建造物が会場であったため、展示計画は大きな制約を受け、我々を含む多くの展示者はその展示手法に苦心する結果となりましたが。。。

もし、香港へ行かれる予定がありましたら、ぜひのぞいてみてください。(MK)